でっかいおいしさ

本多行を解明します

本多行についての予想【発売前】

もうGS4発売まで、10日を切りましたね!公式でもカウントダウンが始まって、いよいよ!と気分が盛り上がってます。

GS4の発売まで、3年という年月をすごく長く待っていた気がしますが、これからは発売した時間の方を長く過ごすんですよね。ということで、GS4発売前にしかできないことをやっていこう!と思い、本稿では本多行についての予想をします!

 

もくじ

 

本多行の攻略要求パラメータについて

本多行が人として惹かれる要素とはなんなのか?永遠の謎です(10月28日に解ける)

まずは歴代学力キャラクターの攻略要求パラメータを振り返っていきます。

 

GS1 守村 桜弥

要求パラメータ 学力200 芸術150

学力キャラクターといえば、なんとなく学力200の気配り150というイメージがありますが、桜弥ちゃんは気配りではなく、芸術が必要なんですよね。

桜弥ちゃんは、厳格な父に医者を継ぐように望まれ、樹木医になりたいという自分の願望を打ち明けることができずに悩んでいます。自分の本当の気持ちを打ち明ける勇気を出せない自分にも嫌気がさしていて、だからこそ、自分とは反対の「自由な人」に惹かれます。

ドラマCD「ときめきメモリアル Girl's Side プロローグ ファースト・ラブ」が手っ取り早く桜弥ちゃんのと、桜弥ちゃんのヒロインの人物像をつかめる資料かと思います。

(私は守村桜弥ちゃんのドラマ、「月見草」大好きです。ぜひ聴いてほしい。)

以下はドラマの中での、桜弥ちゃんのモノローグを引用したものです。

もし、あなたが変に気を回したり、いつも愛想よく振る舞えるような人だったら、僕はこんな気持ちになることもなかったんだ。

あなたには、僕のために無理をしたりしないで、いつも気ままにしていてほしい。

乙女ゲームのヒロインに言う言葉ですか!??!?!?

そうなんです、守村桜弥という男、「気を配る」人より、「気を配らない」人が好きなのです!

桜弥ちゃんにはない気ままな人間性こそが、彼の憧れであり、惹かれる理由の1つです。気を配らない人間を好きになり、勝手に傷つき、勝手に立ち直る、桜弥ちゃんの強さ、感じていただきたい。

そして、同じくらい大切なのが「植物」です。桜に、コスモスに、紅葉に、アネモネに、彼のイベントには植物が何回も登場し、彼自身も植物を愛し、将来は樹木医になることを夢見ています。彼が大切にしている植物や自然、季節の移り変わりを大切にできる人間こそ、彼の求めるパートナーなんですね。

 

 

GS2 氷上 格

要求パラメータ 学力200 気配り150

(スチルコンプの要件としては生徒会執行部所属)

氷上君の行動指針は一言で表すのであれば「倫理」です。「自分の行いで、自分と相手をより良い状態へ導く」ことです。彼の言葉の節々に、相手と自分をより良い状態にしたい!という思いがこめられています。しかしながら、言葉の選び方がきついばかりに、その思いがなかなか伝わらないのです。(イベント第1回立候補者演説)

提案者の僕が先頭に立って旗を振っても、自ら同意してその船に乗ってくれる人は…(いない)『ときめきメモリアルGirl's Side 2nd kiss ドラマ&イメージソングアルバムvol.1』

足りないのは、配慮だな。今思うと、僕は正しいということを盾に、相手の言葉を聞かずに、言い負かそうとしていた気がする。『ときめきメモリアルGirl's Side 2nd kiss ドラマ&イメージソングアルバムvol.1』

相手の事情や心情を慮らず、正しいことを相手に主張してばかりで、なかなか一緒に進んでくれる仲間が得られなかった氷上くんは、求める人物像は「自分の考えに賛同し、一緒に歩んでくれる」なおかつ、自分と反対で「相手の気持ちに気を配れる人間」に惹かれるんですね。

 

GS3 紺野玉緒

要求パラメータ 学力200 気配り150

(スチルでは、生徒会所属でしか見られないものと、生徒会未所属でしか見られないものがあります。)

正直なところ、紺野玉緒のこと、わかりません!

玉緒自身は氷上君と打って変わって最初から相手の気持ちを慮って行動ができる人間です。デート選択肢ではしゃごうものなら、周りの迷惑にならないように!と叱られます(忘れもしない天守閣)

基本的には勉強も気配りもでき、家族関係もいたって問題なく、高スペックな人間ですが、そのスペックに見合った自信は持ち合わせていません。

 

もっと自分に自信が持てたらな、って思うよ。(『フードコート特別会話』)

僕って、地味かな?服装にもそんなに頓着しないし。目立つわけでもないし。(『水族館特別会話』)

高校の生徒会長ですらストレスがたまるのに、城だもんな。スケールが違う。無理だよ、僕じゃプレッシャーに潰されちゃう。(『天守閣特別会話』)

すごくないよ。(中略)自分から立候補したわけじゃない。ただみんなやりたがらないだけなんだ。(『学校のことについて』)

 

上げ始めたらキリがないんですけど、玉緒って、勉強できて人望があってみんなから便りにされているのにとことん自分に自信がないんです。「できるけど、それは特別すごいことじゃないよ」くらいの温度感というか、氷上君が四苦八苦して手に入れたものを最初から持ち合わせているのに、「すごくないよ」って言えちゃう人間なんです。

玉緒からしてみれば氷上くんの方がすごいのですが。というのも、氷上君は皆の高校生活をより良いものにしたいという動機で生徒会長に立候補しているのに対し、玉緒は推薦を断って失望されるのが怖いから生徒会長をしているからです(もちろん、根の真面目さも理由の一つではあります)。そんな他人からの失望を恐れる玉緒が求める人間は、完璧で優しい生徒会長ではない自然体をさらけ出せる相手です。

特別会話の中で、玉緒先輩が完璧じゃなくたって魅力的である、そう何度も伝えることで玉緒はヒロインに対し、自然体でいられるようになっていきます。

氷上君は、氷上君がうまくコミュニケーションを図れなかった人に対し上手に気を配って対応する主人公に惹かれた一方、玉緒は玉緒自身に気を配って、自然体でいられるような主人公に惹かれているのかなと考えました。

 

GS4 本多行

予想要求パラメータ 学力200 魅力150

GS1、GS2、GS3どのシリーズのキャラクターも、相手と同じ趣味や考えを持ち合わせつつ、足りないところを補うようなパラメータを要求されていました。

本多行に足りないのは、気配りでしかないのですが(持論100%)、メタ的な視点を入れるとビズログ(2019.9月号)のインタビューで、制作側は、新しいものを、GS4ならではのものを作りたい!という思いを抱いているのがわかります。金髪・赤ピアス・制服超着崩している学力担当本多行をはじめとして、最初から主人公を好きな風真、ロジカルな運動担当颯砂くん、運動ができて、制服を着崩す氷室一紀、生徒会所属の芸術担当やのぴ…と”型破り”が続いている中で、3連続で学力、気配りを出すとはなかなか考えにくいです。

本多行が抱える、もう1つの課題は「将来の夢」です。はばチャ増刊号(バイブル)の本多行の取材でも、ヒロインは以下のとおり印象を抱いてます。

 

クイズ本選への意気込みなどを質問したかったのですが、

お話を聞いていると本多くんの目指すものがクイズ王では

ないような気がして、今回は訊きませんでした。(『はばたきウォッチャー 編集後記』)

 

あらゆる物事に興味を持ち探求する本多くん。

何か一つのことに集中してその道を究めていく人とは

違う夢の持ち方をしているんだと思います。(『はばたきウォッチャー増刊号 追加取材』)

本多行の目指すものがクイズ王でないのならば、今後就職するにあたって、一般的には何か一つのことに集中する必要があります。(私が知らないだけでyahoo知恵袋みたいな職業あるのかもしれないけど)本多行は、いろんなことに興味をもっている反面、自分自身のやりたいことを決めることが困難で、これが課題になってくるのかと考えました。

自分の持っている強みや弱みを見つめ直して、自分がやれること、やりたいことを見つける。

あとは、インタビューでも記載があるとおり、ヘアケアやスキンケアの知識を持ち合わせていて、髪も自分で切っているという点も、魅力のパラメータと合致する要素かなと思います。

 

補足

流行を選ばなかった理由

インタビュー中で、好きなゲーム、音楽を子供に聞かれた際、答えとしてはクラシックと格ゲーを上げていました。理由は家族が好きだから。本多行の趣味嗜好は家族からの影響が強く、世間の流行は知識としてはあるが、追っていないのかなと考えました。

選ぶ理由があるとすれば「新しいものを見つける・知る」のが好きという考え方かなと思います(後述「本多行の進路」参照)

 

 

本多行の進路

研究職が!!!!!いい!!!!(願望100%)

ヒロインに教師に向いている、と言われている本多行ですが、私は研究職についてほしいしノーベノレ賞受賞してほしい!!(願望)

GS4独自の要素である記者レベルや仲良し3人グループ等によって本多行進路が変わったら最高の最高なんですが(3人グループEDなら教師、記者レベルなら研究職とか最高)話し出すときりがないので、研究職にだけついて語ります!

 

理由としてはHPのスチルとともに記載している台詞です。おそらく、クイズブレインインターハイ本選で優勝した本多行の、ヒロインに向けた言葉だと思われます。

未知が自分の中にあるんだ!やっぱり、君って最高!

このセリフが最高なんですが?!?!?!??!?!?!??!?!?

台詞を細かく分解して、嚙み砕いていきます。

 

未知が自分の中にあるんだ!

前提として、本多行は自分自身の内面をすべて知り尽くしていたつもりだったんです。つまり、自覚している「自分の限界」というものがあった。ただ、それが見込み誤りだったんですよね。純粋に見込み誤りだったのか、客観視しているつもりでまともに向き合っていなかったのかはわかりませんが。

未知を発見したことに喜びを感じている

もともと知的好奇心の強い本多行なので、未知の発見、新たに知ることに喜びを感じていると思います。だからこそ、研究職になってほしい…!

未知が「自分の中」にあり、それを発見できたことに驚きと喜びを感じている

自分自身が発揮できないと思っていた力や、到達できないと思っていた領域に到達できたらうれしいですよね。そして知り尽くしていたと思っていた自分自身の中に、大好きな「未知」がある、なんて驚き!といった解釈をしています。そして、これこそが「自分の新たな魅力の発見」なのかな…と考えました。

 

やっぱり、君って最高!

本多行が最高なんじゃが!!!!!!!!!!

(台詞の前後から推測するに、本多行が、ヒロインのためにもしくはヒロインを想って限界を超えたのでしょうが、それは間違えなく本多行自身の力であるにも関わらず、まずまっさきにヒロインが最高!と言える、その純粋さが最高です。)

 

本多行は元気なんですけど、わりとボイスでハキハキ喋っていても「。」で終わっているテキストが多い中、二連続「!」で終わり、「最高」という言葉まで出るところから、よほど興奮していて、うれしいという感情がありありと伝ってきます。

そして、「最高」って、その人の中で一番価値のあることに対して使う言葉です。本多行の中にある未知を発見させる切欠になると、本多行の中の最高になれるんです。

つまり、自分の限界を超えること(新たな魅力を知ること)、または未知を発見することは本多行の中で大きな比重を占めているんです。

 

未知の発見を最高!と思える本多行だからこそ、研究職…向いてるんじゃないかな!と思います。本多行に幸あれ!

 

最後に

もうすぐ発売ですね。長い間まっただけあって、期待もひとしおだと思います。

私自身もすごくすごく楽しみにしてます。GS4を待ってあーだこーだと予想していたこの3年間すごくすごーーく楽しかったし、すごーーーく幸せでした。あと1週間ほどになりますが、たくさんの人と、楽しめますように!